2009年05月31日 21:04

ラノベ2本

今回はちょっと不作でした。


イリヤの空、UFOの夏(1?4巻)
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著:秋山瑞人(あきやま みずひと)
イラスト:駒都えーじ(こつえーじ)
レーベル:電撃文庫

■あらすじ
主人公浅羽直之(あさばなおゆき)は夏休み最後の夜、学校のプールに忍び込む。
そこで手首に金属球が埋め込まれた不思議な少女『イリヤ』に出会う。
そして現れた、イリヤの兄を名乗る自衛軍の男。
その後の記憶の混濁。
お約束通り主人公のクラスに転校してきたイリヤ、といった感じで物語はスタートします。


で、ぶっちゃけ最終巻の4巻まで読んだけど自分には合わなかったですね。
ネットでは評価高かったんで、ちょっと期待していたんですけど。
自分の求めているのとは話の方向性が違っていました。
自分は、イリヤがUFOのパイロットもしくは宇宙人そのもので、主人公が中学生とは思えないスペックの持ち主の新聞部の部長水前寺の手助けを得て、イリヤと共に奮闘する冒険活劇、だと勝手に思っていたんですが。

実際は、水前寺と主人公の妹が河原でガチ喧嘩をしたり、学園祭の準備でヘトヘトになったり、同じ新聞部員の須藤晶穂とイリヤが大食い勝負をしたりと。
そんな話が続く中、いつか盛り上がってくるんだろうと我慢して読み続けた4巻目でやっと真相が明かされた、でラストはどうなるんだ?
と思ったらあれ?こんな終わり方?
と。
いやほんと、自分には合わなかったとしか言いようがない。



ななついろドロップスpure!!<1>
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著:赤坂香夜(あかさか かや)
イラスト:いとうのいぢ(カバー)
     たかみ裕紀(挿絵)
レーベル:電撃文庫


■あらすじ
ちょっと内気な女の子、秋姫すもも。ある晩すももの部屋にぬいぐるみの羊のような奇怪な生物が飛び込んでくる。
この羊の正体は主人公石蕗正晴(つわぶきまさはる)で、
・魔法の世界のジュースを誤って飲んで羊になった
・元に戻るには、半年以内に「星のしずく」を七つ集めなくてはならない
・他人に正体を知られてはならない
・日中は人間の姿に戻るが、日が暮れると羊になる
ということで、すももに「星のしずく」集めの手伝いを依頼。
もちろんすももにも正体を知られてはならない。

てとこなんですけど、特に山場もなくノロノロと進行します。
文章もごくまっとうで、おかしなところはないんだけど。
しかし、とりたてて面白いわけでもないんですよね。
しかもこれ、1巻で完結しねーっ。
この調子で2巻でやることあるのかよ、って感じです。
悪いですけど、2巻目を読む予定はありません。
借り物なんですが、持ち主も2巻目は持っていないと言っていましたし。


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