2009年12月12日 23:56

奥多摩ドライブ 2回目

奥多摩ドライブ2回目です。
前回周れなかったところを中心に。

まずは腹ごしらえ。
奥多摩湖を通り過ぎ、道の駅たばやまへ。
P10004960004

ここにある軽食堂R411で、『たぬき丼』を。
P10004930001


前回来たときには売り切れだったため、たぬき丼とはなんぞや?
と非常に気になっていたんですよね。
その正体は、あげ玉のお茶漬けでした。
丼の真ん中を、あげ玉の海を二分するかの様に盛られたのはワカメ。
その上には刻みノリ。
この辺りの名産らしいワサビをたっぷり溶かし入れて頬張れば、ダシの甘みにピリリとしたアクセントが加わりなかなか旨い。
お値段は400円だったかな?
価格・ボリュームを考えても、まあまあなんじゃないでしょうか。


さて、お腹が満足したところで、次はお風呂です。
軽食堂R411の裏側の階段を下り、吊り橋を渡ります。
P10004940002
吊り橋って、意外とあちこちにありますよね。
日本人って、吊り橋が好きなのかな。
私は間違いなく好きです。

橋を渡って到着。
のめこい湯です。
P10004950003
新しくて綺麗な建物で、中も広いです。
利用料金は3時間まで600円。
この日は男湯が「ローマ風風呂」、女湯が「和風風呂」でした。
日によって変わるのか?

お風呂も広かったです。
脱衣所には100円が戻るタイプの、鍵付きロッカーがある。
洗面台にはドライヤーとティッシュ代わりのトイレットペーパーが標準装備。
強度の近視のため入浴中でも眼鏡が欠かせない自分にとって、風呂上りに眼鏡拭き用にティッシュ(やトイレットペーパー)があると大変ありがたい。

土曜日ですがまだ午前中と早いためか、中には自分合わせ10人程。
浴場にはリンスインシャンプーとボディーソープが配備されています。

お風呂も広くて、広い内湯と円形の、たんぶんこれがローマ風風呂。
他にサウナと、サウナより温度が低い加湿室。
上がり湯用の取水口みたいなのと、よくわからないがお湯が静かに表面を伝い流れるベンチみたいなもの。
このベンチ座ってみたけど、どういう効果を狙ったものなのかよくわからん。
お湯に浸かり過ぎてのぼせ気味になった体を、クールダウンさせたいときに座るのか?

あとは外の露天風呂。
屋根は半分ほどで、開放感があってよろしい。
けど、端の源泉湯口付近まで行くと、外の橋が丸見え。
逆に考えると、橋からはここが丸見えということ。
日によっては、こっちが女湯になる事もあるんですよね。
まあこんな山奥を徒歩で移動する人は居ないだろうから、覗きの心配はないのだろうけど。

なかなか良いお風呂で満足して上がった後、館内のアメニティなど確認しようとウロウロしていたら、それが不審に思われたかスタッフに「どうされました?」と声を掛けられた。
とっさに「お手洗いどちらでしょう?」と誤魔化したけど、誤魔化しきれて居ないよなぁ、きっと。


お風呂にも入ってさっぱりしたところで、次は前回見逃した「麦山浮橋」に向かいます。
が、その前に寄り道して小河内神社です。
P10005040008
トンネル脇の道を10分くらい歩くと到着します。
ちなみに駐車場がないので、150m位離れた場所にある駐車場に停めて歩道の無い道を歩いてきました。

階段を登ると、こんな苔むした道が。
P10005050009
下りになる帰りは滑りそうだな。

小河内神社拝殿到着です。
P10005060010
下にあった社務所共々、境内には人の気配は全くなし。
が、落ち葉の数からして管理はきちんとされている模様。
全体的にコンクリート造りの近代的な神社で、あまり赴きは感じない。
どうもダムを作ったとき、沈んでしまう神社を移したものらしい。
なので、この建物は昭和に入ってから作られたという事ですね。


では、いよいよ麦山浮橋です。
P10005070011


麦山浮橋全景。
P10005030007

浮橋の上から。
P10005080012
例によってガッシリした造りで、通行にまったく不安は無い。
この浮子、たいした浮力だわ。
所々で釣を楽しんでいる人がいて、いくら浮力があると言っても自分が通ると少し揺れるので、釣り人には迷惑を掛けるがしょうがない。
って、あれ?
こんな看板発見。
P10005100013
あー、ここって釣禁止だったんだ。
皆さんお構いなしって感じでしたけどね。
なんだ、自分釣り人の脇を抜けるときには遠慮がちに歩いていたけど、遠慮しなきゃいけなかったのはあの人達の方だったのね。
確かに、キャスティングを自分が近くに居るのにいきなりやったりして、「危ないな~」とは思ったんですよね。


あとは月夜見駐車場に行くだけですが、その前に奥多摩湖沿いの道路で見つけたもの。

鶴の湯温泉源泉。
P10005020006
触ってみたけど、冷たい。
俗に言う冷泉ってやつか。
持ち帰り自由とのことだけど、湯量は限りなくチョロチョロで、自宅のお風呂1回分の量を貯めるには何時間も掛かりそう。

横にはタンクローリーっぽいトラックが停まっていて、温泉汲み上げの真っ最中でした。
ここで汲んで、どこかの温泉宿で使うのでしょうか。


そして謎の建物。
P10005000005
ぱっと見、単身者用のアパートっぽいんだけど。
入り口前にガードレールがあり、どう見ても人が住んでいる気配は無し。
近付いて見ると、『所畑婦人の家』と書いてあった。
婦人会とかそんなのの寄り合い所なのか?
なんにせよ、荒れてはいないが使われている形跡もない。


さて、いよいよ月夜見駐車場へ向かいます。
ナビをセットすると、「長期規制区間です。迂回しますか?」のアナウンスが。
まさかまたクソ狭い道路か?
と寸又峡の悪夢が頭をよぎります。
ごく最近、この辺りの道路で二輪車の片方向のみ通行規制が始まったというニュースを読んだ気がしますし。

ですが、全くの杞憂でした。
多摩周遊道路はかつて有料道路だっただけあり、片側1車線のかなり道幅の広い対面通行道路でした。
何が規制かと言うと、夜間は通行不可らしいです。
4/1-9/30 8:00-19:00
10/1-3/31 9:00-18:00
上記時間以外は、入ることも出ることも出来ないとのこと。
つか、出ることも出来ないって、なんて恐ろしい。

浮橋を渡っていた時には、山中に二輪車のエキゾーストノートが響き渡っており、「こりゃぁ、ライダー達が腕を競いあっているぞ」と、かなりおっかなびっくりで多摩周遊道路に進み入ったのですが。
たまたまかも知れませんが、二輪車のみなさん、割りとおとなしい運転で拍子抜け。
コーナリングは四輪車の方が上なので、ワインディングが続くとどうしても追いついてしまうのですが、何故かこの私が二輪車に道を譲られたり。
普段は自分が譲る一方で、譲られるなんて初めて。
別に急いでいるわけでもないし、あおったつもりもないんですけどね。

そうこうしているうちに到着。
月夜見第一駐車場です。
P10005110014
広くて車が少ないので、好きに停め放題。
ここからの眺望は素晴らしいとの事ですが。

P10005120015
確かに眺めは良い。
コントラストの違いから、稜線がくっきり。
紅葉や新緑の季節なら、さぞや美しい風景が広がったことでしょう。
私は花粉症なので、春は行動不能ですが。

ダム方向も。
P10005130016
そんな高くもない山なのに雲が掛かっていますね。

この辺にして、月夜見第二駐車場へ向かいます。
途中、脇の小道に警察車両が停まっていた。
ねずみ捕りでもしているのか?

ここが月夜見第二駐車場です。
P10005150017
眺望は、ゼロ。
何にも見えねえ。
何の為にあるの?この駐車場。

って、これか。
P10005190018
なんか、登山道があるらしい。

てことで、ちょっと行ってきます。
が、行けども行けども、何もなし。
おまけにこの霧。
P10005180019
急に超ガスって来たんですけど。
15分位道を下ったけど、何も無し。
ひたすら道が続くだけ。
今にも霧の中からこの世に在らざる者が出てきそうな雰囲気で面白かったんですが、時間的な制約から来た道を引き返し。


あとはお家に向かってまっしぐら。
その後も道幅は広く、安心して通行できました。
途中までは快適だったけど、八王子バイパスと国道16号の合流で大渋滞し、16号を嫌って413号に抜けようと思ったら、踏み切りがあって交差点があって、しかも交差点には信号がないというカオスな道路が。
おかげでここでも大渋滞し、やっと413号に抜けたと思ったらここも渋滞中。
どうなってんのよホント。

帰りは行きの倍以上の時間が掛かりました。
これなら距離的に遠回りだけど、山梨方面から20号を使って帰ってきた方が早かったな、絶対。

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
プロフィール

おさーん

月別アーカイブ