2011年07月17日 23:30

【バイク】田貫湖再訪と滝

バイクの訓練と慣らしを兼ねた日帰りツーリング。
つか、ツーリングと言っていいのか? ただ乗っていただけだけど。

出発前にガソリン給油。5.6Lと。レギュラー仕様ということもあり、1000円しない。安いなぁ。車のときは、どこかに出かけるたびにガソリン代だけで4000円以上だったからな。
現在のトリップは154kmなので、計算すると燃費は27.5km/L。ちょっと微妙。VTRはリッター30kmくらい走るという話しだし、ましてや慣らし中で回転数も4000以下に抑えているのに。リッター35kmくらい行くと思ったのになぁ。前回行程のほとんどが渋滞路だったのが影響しているのか?


本日の行程を軽く。
R246で御殿場まで→富士山スカイライン→白糸の滝→田貫湖→R139→R138で富士山を時計回りにぐるっと→山中湖を経て、R413を抜け戻る。

まずはR246。
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R246、めっちゃ走りやすかった。R129と分岐するまではいつも通りの渋滞で、すり抜け自粛中の自分は「ああ、今日も厳しい戦いになるな」と思っていたのですが。そこを抜けたら交通量もぐっと落ちてスイスイ。こんなに走りやすいなら、またちょいちょい使っちゃおうかな。車のときは「R246=渋滞」と思い込んでいて、常に東名高速に乗っていたからな。

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休憩で立ち寄った、道の駅ふじおやま。ここは車でも一度来たことあるな。

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天然水的なものもあるらしい。

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駐車場から1枚。あの雲の向こうに富士山があると思われる。
お腹も空いてきたのでレストランを覗いてみたけど、”ここならでは”というメニューが見当たらなかったのでパス。

ここの駐車場では自分以外のVTRを2台見かけた。ライダーは女性だった。色はどちらもシルバー。VTR乗っているオッサンはやはり少ないのか?


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その後立ち寄ったコンビニで我が愛機を。
現行ラインナップの中では、恐らく一番不人気のカラーなんだろうな。「赤のラインが超カッチョイイ」と思っているのは自分だけだろう。

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米軍海兵隊の基地の側を通る道路。ここも富士山スカイラインと呼んでいいのか? 思わず「うひょ~っ!!」と奇声を上げたくなるくらい気持ちいい道でした。


その後、写真は撮り漏れたけど、水が塚公園付近では大きく「マイカー規制中」と電光案内版が出ている上、道路脇にに警備員らしき誘導員が立っており、付近の道路には大量のライダー達がバイクを停めたむろ中。思わず「何ここ!? まさか通れないの?」とビビってUターンかましてしまいました。
少し戻ってバイクを停め、地図と睨めっこ。やはり新五合目に登る道が交通規制中であって、それ以外は通れるらしい。意を決して再突入。はい、問題なく通り抜け出来ましたと。ビビって損した。

そしてここで、シルバーのプリウスに強引に追い抜かれたうえに急停車までかまされた。運転者は何か警備員に話しかけてたけど、それって自分を追い抜く必要あったのかよと。バイクってナメられるのかな。どうにも自分を追い抜こうとする車が多いんだよな。それもコンパクトカーとか軽とか小さい車が。「その車の加速力じゃ、自分を追い抜くのキツくね?」と思うんですけど。抜けるポイントでスッと追い抜いてくれる分にはなんとも思わないけど、どいつもこいつも強引でヘタクソな抜き方をするんだよな。
まあ酷い運転をするのは車に限った話じゃなくて、もちろんバイクも。同じく富士山スカイラインで、反対車線のバイクがこっちの車線に飛び出して来たので、超反応でかわしてしまった。あの大型バイク、車列を追い抜きたかったんだろうけど、絶対自分の存在に気付いて居なかった。もちろん悪いのは向こうなので道を譲る必要は無いのだけど、脊椎反射でよけてしまったから仕方ない。まあ緊急回避を経験することが出来たのはよかったかな。


次。西臼塚駐車場。
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ご覧の通り、駐車場はほぼ満車状態。しかし付近に人影はほぼなし。まさかみんな登山客なのか?
ここはトイレ休憩に立ち寄ったものの、トイレは見当たらず。早々に退去。

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富士山スカイラインを抜け、白糸の滝に向かう道路。番号は忘れた。渋滞にどっぷりはまり中。

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そんなこんなで到着。この駐車場、車は500円だけどバイクは100円だった。駐車料金も安いなぁ、バイクは。車1台分のスペースにバイク5台は停められないと思うんだけど。
駐車場はここ以外にも付近に何箇所もあった。

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滝の前にソフトクリームを。暑かったし、ソーダ味ってのが珍しかったから。ソフトクリームというよりはシャーベットって感じでした。

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ところで、西の空がめっちゃ怪しいんですが。今にも一雨来そう。天気予報では一日中晴れのはずですが。まずいなぁ。雨用の装備は一切用意していないぞ。
ちなみにここに写り込んでいるおじさん、完全にカメラ目線である。人はなぜカメラを見るとカメラ目線になるのか。別にアンタなんか撮っちゃいないよ。

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滝の前に橋を。

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橋から川を。これはオートで撮った。

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水が流れる感じを撮りたくて、シャッター速度優先でシャッター速度遅めで撮ったらこうなった。シャッター速度優先って、手動でシャッター速度を決めると、カメラが自動で絞りや露出を最適化してくれるものだと思っていたけど、そうでもないんだな。完全に露出オーバーだもんな。カメラってほんと難しい。


まあいいや。次。
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仇討ちで有名な曽我兄弟が、ここで仇討ちの相談をしたとかなんとか。
見た感じ、この岩で身を隠せるとは思えないんですがね。

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で、こっちが討たれた方の祐経さんの墓。

ついでにカメラの練習。
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祐経さんの墓のところの小道。

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苔の感じを出したいなとちょちょいと設定をいじって撮ったら、ワオすんげー緑になった。面白いなぁ、このカメラ。あ、ちなみにカメラは最近買ったニコンのP300というコンデジです。


回り道も済ませたので滝に向かいます。
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戻り掛けにまた川を。カメラの設定を戻し忘れていて、実に嘘くさい色合いに撮れている。

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駐車場は奥の方にもあるらしく、しかも300円と安い。まだカメラの設定を戻し忘れていて、坊やのTシャツとか蛍光の青に写っていて気味悪い。


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音止の滝。例の曽我兄弟が仇討ちの相談をしているときに、音が鳴り止んだとか言う伝説がある滝。つか、先ほどの隠れ岩の辺りでは、元から滝の音など一切聞こえてきませんでしたが。
ここは手前に柵が設けられていて、よく見ることが出来ませんでした。まあ音から迫力は伝わってきますが。

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音止の滝、別場所から。やっと全体を見ることが出来ました。

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ここもやっぱり、柵があって近づけないんですがね。なんとか見えそうなポイントは、一眼構えた人達が陣取っていてどいてくれないし。


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こっちが白糸の滝。遠景。

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下に降りてから。
撮影場所は滝から結構離れているんだけど、水しぶきが飛んでくる。このあたり元から気温低めだけど、滝のおかげで更に清涼感アップ。
馬蹄型の滝が流れ落ちる様は中々に壮観で、一度来て損は無い光景と思います。

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尚、上にもビューポイントはあるにはあるのだが、例によってこの通り進入禁止。こんなんばっかでツマラン。

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ちなみにそこからの光景はこんな感じ。
なるほど。滝の中ほどに一段あったんだな。


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駐車場に戻る途中、なんかパワースポットがあるらしいので寄ってみる。だからおじさん、何でカメラ目線なんですか。

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これがそのおびん水とやら。

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この水溜り、水源は何なんでしょう? 湧き水なんでしょうかね。

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水溜り脇の岩。いかにも以前は水が流れてましたって感じ。ちょっと登ってみます。

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登った上からの風景。
ここでやっちゃいました。

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油断して落ち葉の上に足を置いたら、ズブズブっと。そして下から水がジュワワ~っと。例によって超反応で足を引き抜いたので大事には至らず。これ、つい最近まで水流れてたな。雨が降ったり、富士山の雪解けシーズンとかには滝になっているのかな。どうでもいいが、「超反応」ってたぶん使い方間違ってるよな。

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立ち入り禁止を無視して奥に進む夫婦。いい大人がどういう神経しているのでしょうか。事故にならなければいいのですが。って、枯れ滝に登る自分も人の事言えませんか。


白糸の滝はこの辺にして、田貫湖へ。途中狭い道があるので車だとヒヤリとしたけど、バイクだとどうかなと思っての再訪だったのだが。あまりにもあっさりと通り抜けられてしまった。車だと狭い道も、バイクだと余裕の幅員だった。
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で、折角なので山登りでもしようかなと思ったのだが。長者ヶ岳まで70分とか。往復で140分。いま16時。これ、戻る頃には暗くなっているんじゃ? 山の中は暗くなるのが早いってのは、伏見稲荷で経験したし。最近歳の為か夜目も効かなくなってきたし、懐中電灯ごときじゃどうにもならないんだよな。てことで、ヘタレて山登りは取りやめ。ここまでの道のりは結構走りやすいし、今後も自分の中でツーリングコースになりそう。またちょいちょい来ることもあるでしょうという事で、山登りは次回持ち越し。

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陣馬の滝とやらがあるらしいので行ってみる。徒歩で60分なら、バイクなら10分で着くだろ。つかここ遊歩道だよな。バイクで走っていいものだろうか?

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道はこんな感じで狭い。明らかに車の走行跡があるので、バイクでも大丈夫だろうと。しかし本当に狭いなこの道。車対車では、絶対にすれ違い出来ないぞ。特に退避ゾーンも作られていなかったし。


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少し先に湿原があった。

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駐車場もあった。やっぱり車も通行可だったんだ。安心した。

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ついでだから湿原も散策。尾瀬と違い人の気配がないのが良い。

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湿原散策終わり。15分といったところ。


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再び狭い道を進んでいたら、道路の上を川が流れていた。こりゃびっくりだ。

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その後しばらく走って、陣馬の滝到着。道間違ったかな? 徒歩60分の距離じゃなかったけど。

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そんなに大きくないけど、中々見ごたえがありました。
滝の近くまでに行く途中道がなくなっているので、濡れないように進む為には石の上をぴょんぴょん飛んでいく必要がある。30過ぎのおじさんにはキツかった。最初から濡れていい靴で行くのがお勧め。


その後は遠照寺へ。なんか太鼓岩とやらがあるらしいので。
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案内板も何もないけど、もしかしてこれが太鼓岩なのか? 激しく人工物の香りが。
ここのお寺、自分が境内に入ったところで本堂の窓という窓がバタンバタンと閉じられて行ったのが印象的。まるで帝都物語の「加藤が来たぞーっ!!」のシーンの様でした。自分は魔王かと。たまたまそういう時間だったのでしょうが。

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先ほどからずっと、西の空模様が怪しい。今にも振り出しそう。「とっとと帰らなきゃ!」と思っていたのですが、なんか雨降らないんですよね。とういうか、雲が富士山近辺までくると消える!? 西から怪しい雲はどんどん来るんですけど、富士山周辺より東は快晴。

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トイレと、帰りルートの最終確認の為に立ち寄った道の駅朝霧高原。この写真は東方面を撮っているんですけど、ご覧の通り雲ひとつ無い快晴。霊峰富士、やはり何か持っているんですかね。結局最後まで雨が振り出すことも無く帰ることが出来ました。

帰りのR139では大渋滞。渋滞原因は事故とかではなく、信号だったのかな? 途中からスイスイになった。
そんなこんなで予定より行程は大幅に遅れ、途中山中湖で富士山がいい感じだったので適当な駐車場にバイクを停めて、慌てて撮影。
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「やっべ、これってブルーアワーってやつじゃね? 早く撮らないとこの瞬間を逃しちゃう!」と興奮気味にシャッターを切った。

「ブルーアワーってもうちょい青紫じゃね?」と設定を変えてもう1枚。
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トワイライトモードで。自分が撮りたかったのはたぶんこんな感じ。

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ついでにこれは「夕焼けモード」。たぶん。

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今日初めて気付いたけど、暗くなると富士山に光の筋が現れるのな。あれって登山客の灯すライトの光なのかな?
この後気付いたけど、少し離れた所に一眼をセットした人たちがズラーッと居た。結構有名な撮影ポイントだったのかな。


富士山はこのくらいにして、本格的に遅くなってきたのであとは一直線に家へ向かいます。R413は交通量が多かったな。渋滞にはならなかったけど。道志道ってこんな交通量多かったっけ? ここでも山梨ナンバーのヴィッツに無理な追い越しをされた。でもその先もずっと車が詰まっている訳で、それ以上追い越しすることも出来ず、延々自分の前を走る続けるという状態に。ホント、何がしたいんですかね。道路の先の状況を観る力が無いのか、ただ単に「追い越せる相手は追い越したい」だけなのか。

道志道は途中かなり狭い箇所もあるのだけど、この車列かなりの速度で抜けて行ったな。自分はバイクだから対向車とのすれ違いも余裕だったけど。車同士だと結構気を使うと思うんだけど、アンタ達すげーな。しかもこんなに暗いのに。


家に着いたのは22時。出発は9時半だから、12時間半か。もちろんずっとバイクに跨っていたわけじゃないけど、さすがに尻が痛い。今日は前回の反省から長袖を着ていたので陽射しは問題なし。つか、途中富士山の周りは寒かった。いくら日が落ちてきたからって寒いってどういう事? とふと道路脇の温度計を見ると、20度の表示。そりゃ寒いわけだ。つかどうなってんねん、富士周辺。
走行距離は237km。燃費は次回給油までおあずけ。

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