2011年12月17日 17:31

飛空士のイクシード

今週は2冊のみ。

■とある飛空士の夜想曲(上)
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著:犬村小六(いぬむら ころく)
イラスト:森沢晴行(もりさわ はるゆき)
レーベル:ガガガ文庫

「とある飛空士の追憶」外伝。今回は相手国側の天ツ上のエース、千々石の物語。
上巻を読んだ限りではさほど面白くもないな。つまらなくもないけど。
そして本編の「とある飛空士の追憶」が1冊完結なのに、外伝が上下2巻構成とは。外伝の方が長いのかよ。
この作者の書く女の子は好きだな。凄く元気で前向きで。「恋歌」のアリーなんかもよかった。
「追憶」好きなので、世界観を広げられる外伝は歓迎するところなので下巻も読むつもり。下巻は盛り上がればいいなぁ。つっても「恋歌」で海猫が出てくる以上、千々石が海猫を撃墜する事はないのだろうけど。



■断罪のイクシード3
DSCN09020002
著:海空りく(みそら りく)
イラスト:純珪一(すみ けいいち)
レーベル:GA文庫

これも1巻が良かったので読んでいるけど、パワーダウンした感は否めないな。
それでも主人公達のテンポの良い掛け合いはクスッと出来るところもあるし、中二くさい設定も程々で自分には心地よい中二具合。
主人公が妙に説教臭いところなんか、某大人気科学と魔術が交差するラノベっぽいけど、あの作品は中二臭さがはんぱなくて、流石に自分は受け入れ難かった。
まあ本作にも空気を集めてプラズマ化と、「あれ、一方通行さん?」みたいなキャラが出てくるのですが。とくに禁書のパロディとかオマージュって感じでもないんだよな。まあこういうのいちいちとりあげて、「パクリだパクリだ」言ってもキリが無いのですが。
今回は1冊で話は終わらず、4巻に続くと。つか、この感じ4巻で完結じゃね?

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