2011年12月24日 17:35

おまえを断罪の燃やすことにした

今週は3冊。
1冊は読みかけだったとはいえ、4営業日で3冊なら上々のスコア。
来週は5営業日ばっちり勤務だけど、そんなに読めなさそうな予感。


■おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!2
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著:村上凛(むらかみ りん)
イラスト:あなぽん
レーベル:ファンタジア文庫

主人公とヒロンが、それぞれの好きな人との恋愛成就の為、互いに協力し合うという『とらドラ!』展開続行中。
1巻がまあまあ面白かったので2巻も買ってみた。2巻も1巻と同じ程度に面白い。とくにパワーダウンとかは感じないかな。主人公がオタクを脱却しようと、身なりを一生懸命変えようとしているのが好感を持てる。まあ毎回間違った方向に突っ走って失敗するわけですが。ウダウダ文句を言っているだけでなく、実際に行動しているのは評価できる。例え結果が伴っていなかったとしても。

しかし相変わらずイラストがへちょいな、これ。モノクロ絵だと誰が誰だか見分けつかん。判子絵のイラストさんは世に数多あれど、髪形を変えたりリボンをつけたり、皆それぞれ見分けられるよう工夫するもんだが。



■断罪のイクシード4-蠢く相当の蛇-
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著:海空りく(みそら りく)
イラスト:純珪一(すみ けいいち)
レーベル:GA文庫

後書きによると5巻で終わりですか。思うほど人気が出なかったのかな。結社と米国の繋がり、聖書協会に魔術学会と、結構風呂敷は広げたから、続けようと思えばいくらでも続けられそうな感じではあるけど。折角話が盛り上がってきたのに終わっちゃうのか、って感じ。ダラダラと続けるのは好まない自分だけど、これはもう少し続けて欲しかったな。まあ、次回最終巻を楽しみに待ちましょう。



■こうして彼は屋上を燃やすことにした
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著:カミツキレイニー
イラスト:文倉十(あやくら じゅう)
レーベル:ガガガ文庫
第5回小学館ライトノベル ガガガ大賞受賞

春くらいに出た本か。ずっと積んであったのを、今頃読んだ。これ、自分には無理なタイプの話だった。剣も魔法も異世界もない、ギャグでもコメディでもない、さわやか青春群像劇って感じか。リアルな中高生の読者には感じ入るものもあるのかもしれないけど、世間擦れしたオッサンである自分にはキッツイわ。なんつかーかもう、「若さゆえの過ち」もうそれ以外の何者でもない。でもまあ、そんなに悪くない間違い方な気もするけどね。
これ、作者は女なのかな。いや、なんとなくだけど。イラストの文倉さんは女だろ、きっと。この腐女子ウケしそうな絵を男が描いていたら逆に凄いわ。

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