2012年11月18日 21:03

MBP 15-inch HDD→SSD換装

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OSをMountain Lionにしてからというものの、明らかにバッテリーの持ちが悪い。
普段、使い終わるととくにシャットダウンせず、天板をパタンと閉じた状態にしている。おそらくスリープ状態になっているはず。
これが、Mountain Lionにしてからというものの、スリープ状態でバッテリーが1日持たず、スリープ状態からWindowsXPで言うところの「休止状態」のような状態に遷移してしまっている。本体を触ると薄っすらと暖かいから、スリープ中でもなにかサービスが動き続け、システム的には生きている状態になっているっぽい。
まあ「休止状態」でもそれなりに復帰は早いからそんなに実害はないものの、毎日毎回、バッテリーの放電と充電を繰り返すのもなんだかなーと。対応策としては、一番はOSのデグレードなんでしょうけど。それもなんだかなーと。Mountain Lionでないと困る事なんて一つもないんですけどね。
という訳で、HDDをSSDに入れ替えてみる事にした。SSDなら起動・終了も速いんじゃないかな、と期待して。


用意したのはこれら。
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メインのSSD。CFD販売の、CSSD-S6T120NTS2Q。
選んだポイントはTOSHIBA製コントローラーを採用している点。
元々付いているHDDは320Gだが、そのうち35Gしか使っていないし120Gで充分。
ヨドバシ.COMで9,180円。店頭だと10,800だった。そりゃ.COMで買うわ。
Mac側がSATA2なのでそこまで速度はでないだろうけど気にしない。


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GROOVY(株式会社タイムリー)のUS-505SA。STATをUSBに変換するキット。旧HDDの内容をSSDにクローニングするために購入。OSをクリーンインストールするつもりの人は不要。
ヨドバシ.COMより店頭の方が安かったので、これはそのままお店で買ってきた。
単にSATA→USB化するだけなら、玄人志向の2.5inch HDDケースなどは1,000円弱で売られており、より安価ではあるが、以下理由により不採用。
 ・USB給電だと電力不足が心配
 ・外付けケース化しても、外に持ち出さない
 ・US-505SAだと、2.5インチ、3.5インチ、5.25インチと何でにでも使える
 ・そもそも、過去玄人志向の製品でまともに動いたものが一つもない
US-505SAはUSB給電でなく、別電源方式なので安心。存外大きなACアダプターでちょっと引きましたが。
将来性を考えれば、少し高くてもUSB3.0対応のバージョンを買うべきだろうが、自分のMBPはUSB2.0にしか対応していないしこれでいいだろと。


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ラストはドライバーセット。
I.B.S.株式会社という所の製品。これはソフマップで680円。
HDDの固定用のビスみたいなものが、トルクスとかいうあまり馴染みのない規格なので。必要なのは『T6』というサイズだが、安いしこのセットで。



あとはUS-505SAを使ってSSDを外付けし、データクローニング開始と。
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画面は事後、適当。
ディスクユーティリティの「復元」という機能を使って実施。何か上手いフリーのクローンソフトでも探そうかと思ったけど、MacはOS標準でこういう機能があるのな。これは便利。
操作方法は、「MacBook Pro 15-inch Mid 2010 hdd 交換」などの文言でググれば、詳しく、わかりやすく、図表付きで説明しているサイトがいくらでもあるのでそちらをご参照。赤字部分は各々の機種に替えればよいかと。

1点だけ、自分が参考にしていたサイトの説明通り進まない部分があった。現在ロード中のシステムボリュームの複製は作れないとかなんとか、そんな旨のメッセージが出て、「どうしてもしたいなら、復元システムからディスクユーティリティを実行せよ」とのガイド情報も添えられている。
はて、復元システムとはなんぞ? とググると、「command」+「R」を押しながらリブートすればよいらしい。ということで、「command」+「R」押しっぱリブートで復元システムを起動し、そこからディスクユーティリティを使ってクローン実施。
残り時間44分と出たが、ほんとうにぴったりその位で完了した。USB2.0接続だからかなり時間が掛かると覚悟していたけど、35GB程度だとこんなもんで終わるらしい。案外速くてラッキーだった。


あとはHDDとSSDを入れ替えるだけ。精密ドライバーで裏蓋を開け、固定用のビスみたいなのをトルクスドライバーを使ってHDDからSSDに付け替え、蓋を閉めておしまい。
蓋の開け方、交換方法は例によってググレば写真付きでわかりやすく説明されたサイトがいくらでも出て来ます。じゃあお前、何の為にこんな記事書いているんだと。存在意義がないじゃないかと。まあ自分でもそう思いますが、ホラ、こういうのは何かと相性問題なんかもありますし。そういう報告がてらと。

で、電源ONで問題なく起動と。デスクトップに置いていたファイルやメール、Webブラウザの設定、インストールしたアプリ、iTunes、何から何までそっくり元のまま。(ディスククローンしたんだから当たり前だ)
いやー、余りに簡単に出来るもんだから少し拍子抜け。Windows機でSSD化したときは凄く苦労したからなー。


で、肝心の速度ですが。シャットダウン、起動は思ったほど早くならず。いや、シャットダウンは早いか。ただ起動がそこそこ時間が掛かるので、やはり毎回使い終えるたびにシャットダウン、という運用は少し厳しい感じ。
その他、アプリの起動やWebの描画まで、全般的に少しだけスピードアップしている気がする。
SSD化したことでバッテリーの持ちが改善されたりしないかなと、少しだけ期待していたけど全然そんなことなくと。
結果として、元々HDDでも速度面で不満はなかったし、あまり劇的な差は感じられていない。掛けた金額に見合った効果は得られなかったかな。まあ半分は趣味でやっているのでいいのですが。
つか、今メモリって8GBで2,800円とかなんですね。4GBでも不足は感じていないけど、安いから買っちゃおうかな。



■最後にひと言
裏のカバー、最後に閉めたネジがきちんと締まらなくなった。どうもカバーかフレームに歪みがあって、その歪みが最後の箇所にシワ寄せられているらしい。なので、手で触ると少し引っかかりがあるくらいにネジの頭が飛び出している状態。
雑誌などでは、MBPはすごい工作精度で作られている、とよく持ち上げられているけど、ぜんぜんそんなことねーじゃん。むしろ雑な部類じゃん。そう思った。自分のMacが、たまたまハズレなのかも知れませんが。


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コメント一覧

1. Posted by 電車男。   2013年01月15日 02:59
5 勿論デジモノはデジモン(デジタルモンスター)シリーズの意味ですね。

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