2014年05月10日 16:44

【バイク】海から一番遠い場所チャレンジ4 114m【CRF250L】

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佐久市の日本で一番海岸から遠い地点、4回目にして到達。宿願をなんとか果たすことが出来た。

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前回(今週日曜)に進行方向を間違い、断念することになった大日向の交差点。
ここまで4時間半くらい。今回はここまで一切迷わずほぼストップなしで到達したが、結構かかるのな。

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途中、蝉の渓谷に立ち寄り。芭蕉が「岩にしみ入る」って読んだのはここなのか?


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こういう川の流れが岩を削って出来た渓谷って大好き。堪能。

狭岩峡は華麗にスルーし、禅昌寺近辺。
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地底湖のある洞穴もあるのか。今度機会があれば行ってみよう。
今回は「日本で一番海から遠い地点」に向かうという最優先事項があるためパス。

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そして、出たよ通行止め。日曜日なら通行止めは無いらしいが、今日は土曜日だし。
が、看板をよく読むと時間帯によっては通行可能らしい。今は9:45分。これ、上手くいけば10:00~10:30の通行可能時間に間に合うんじゃね?

てことで突っ込んだのですが。途中工事しているらしき場所はあったものの、休工中なのか通行規制も何もなくスルーできた。他にも2箇所ほど工事中の場所があったが、例のカウントダウン式の信号があり、こちらも問題なく通過できた。よかったよかった。4回目のチャレンジの今回も失敗したら、流石に心が折れるぞ。


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で、来ました「日本で一番海から遠い場所」の入り口。普通に<93>沿いに案内が出ているのね。
前回来たとき、どうして見落としたんだろう。うっかりってレベルじゃねーぞ。
関係ないが、この県道<93>ってジムニーが多い。4台くらいすれ違ったかな。まあ狭いし、舗装路とはいえ適度(?)に悪路だし、ジムニーが活躍しそうな道ではある。
ちなみに過去の記憶ではとてつもない隘路があったと思ったが、今回通ったらそんなこともなかった。アスファルト舗装面の剥げや走行ライン上に石が転がっていたりするが、ゆっくりと気を付けて走れば大型オンロードでもなんら問題ない。つか、実際大型バイクも数台行交ったし。

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駐車場? 広いところがあったのでバイク駐車。
ここで持ってきたスニーカーに履き替え。流石にライディングブーツでの山登りはきつかろう。
上着も脱ぐかどうか迷った。現在の気温は13度。また風が強く、上着なしだと寒いので着ていくことに。が、この選択は間違い。登山道に入ると風がなく、日差しと険しい坂を登るうちに汗だくに。上着は置いて来るんだったと酷く後悔。

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入り口にある案内図。登山道の随所に案内があるので迷うことはない。
現在10:20。アタック開始。

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最初のうちはフラット且つ勾配も緩い道が続きハイキング気分。小川のせせらぎを聞きながら、楽勝ムードだったのは途中まで。

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途中から道は沢登りの様相をなす。特に終盤は急勾配で足元も悪く、結構本格的なトレッキングだった。

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あと100m。『あと650m』からここまでが非常に長く感じた。絶対1.5kmはあったと思う。

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で、到着。日本で海岸線から一番遠い地点。
時刻は10:50。写真撮りながらだったとはいえ、わずか2.3kmの道のりに30分も要した。

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この辺りは木立も間引かれ、ちょっとした広場になっている。
シニアの5人ほどの団体の先客が居た。彼らもあの悪路を走破したのか。自分が彼らの年齢になったときに、果たして同じことが出来るだろうか。まあ、もっとも全員それっぽい装備でしたけど。ただのスニーカーにライディングウェアとか、山を舐めすぎですな、自分。

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そして、看板を見て気付いた。海岸線までの距離、「114m」? いやに近くね? 家の方がよっぽど海から離れているぞ。そんなもんで日本一なのかよ。
これ、最初カンマとピリオドを見間違えているのかと思った。が、標高は1,200mとカンマ表記なのでそれは否定される。結局、『114,855m』か『114.855km』のどちらかと間違ったのだろうと、自分の中で結論付け。
多くの人が記念として写真に残すであろう看板に、こんなネタを仕込んでおくとは。佐久市めやりおる。そしてそれにまんまと釣られる自分。

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あとは近くの林道をちょろっとだけ走る。

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工事中で通行止めの看板が出ていたので、適当なところで折り返し。
ダートも走れて満足満足。

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途中、道沿いの川がいい感じだったのでバイクを停めて撮影。
撮り方が下手くそなので伝わらないが、天然のウォータースライダーみたいな感じだった。
道路も車を停められるようにここだけ広くなっているし、ちょとはそういうの意識しているのか。

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途中、岩から松が生えているところがあったので停車。
普通こういうケースだと根が張れず大きく育たないものだが、この松は立派に育っていた。
枝振りから誰かが手入している様だった。
かなり時間も押してきたぞ。いかんいかん。

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本日のもう一つの目的地、龍岡城。竜岡橋南の交差点を右折と。ここもわかり難いが、よ~く見ると案内板があった。ただ反対車線側にあっても見えないよ。道路の両側に案内板が欲しい。群馬側からの見学者は想定していないのか。(まあ、あの道を思えばそりゃそうか)

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しばらく回りをうろうろして、駐車場を発見。
ここでCRF250L初のフルバンク停車を経験。降車時、スタンドがきちんと出ておらずバタンと。いくらCRFが軽量とは言え、降車時の片足上げた状態で143kgは支えきれなかった。でもま、レバーが折れたり曲がったりすることもなく、ほぼノーダメージだったのは流石オフ車といったところか。

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『五稜郭出会いの館』ではレンタサイクルもあった。無料と言うのが凄い。指定場所であれば乗り捨ても可能らしいし。

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それでは『日本でただ二つの五稜郭』龍岡城、レッツ散策開始。

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敷地内は小学校として使われている。なのでそれらしい情緒はなし。まあ知ってましたけどね。
観光客の姿は自分以外なし。小学校の敷地内をカメラを携えてウロウロして、不審者として通報されやしないかビクビクしながら散策。
函館の五稜郭のように展望塔があるわけでもなく、目で見て「星型」を実感しにくい。

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生徒が育てたと思われるチューリップが咲いていた。
背景ボケがしたくて撮っただけ。

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敷地内唯一の歴史的建造物(?)の台所。
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ふむ。中を見るには事前連絡が必要だったのか。

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校庭の木の新緑の葉が綺麗だった。肉眼ではもっと眩しいくらいの若緑だった。
山生まれ山育ちの自分は、眼前に迫る山並みをみると懐かしい気持ちになる。

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あとは砲台跡などないかとしばらくうろついたが、特にそれらしきものはなし。
城壁は見事な造りだが、史跡としてはいまいちと感じた。

さて、目的は達したし帰るか。
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普通にR141を南下したのではつまらない。なので横の県道<2>を南下するルートを取る。
県道<2>は白漆喰の大きな日本家屋が立ち並ぶ狭い通りや、広い2車線のゆるいワインディングが続く区間があったり、変化があり楽しい。途中何箇所か給油所があったのも、ガソリンタンクの小さいCRF250Lにはありがたい。

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なんか、道を間違ったらしく軌道修正したり。

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工事による通行止めで、迂回を余儀なくされたりしながら進む。

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山はいい。。。時間が押しているとわかっていても、ついバイクを停めてしまう。

が、調子がよかったのは途中まで。分岐の度にバイクを止め、どちらに進めばよいのか地図と睨めっこ。聞いたこともない地名が書かれた案内板を見ても、どちらに進めばいいのかさっぱりわからん。
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特に、川上村(?)のこの辺りでは、道がどうしてもわからず30~40分は迷っていた。

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「ナナーズ」とかいうスーパの側で。地図の確認のついでに。重ねて言う。山はいい。。。

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ピンクで描いた<106>がどうしてもわからない。帰ってから確認したが、車1台通れるかどうかという極狭の道がそうだったらしい。地図上だと太く描かれているのだけど。しかもその道、工事で通行止めだったし、結果的には通らなくて正解。

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ここからはツーリングマップルで「クリスタルライン」とされた道を行く。ここから先は案内がさらに不親切に。分岐で案内がない、あっても表記が不親切、等々。そもそも入り口にもどこにも「クリスタルライン」と書かれていないし。

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このクリスタルライン、狭いとんでもない山道で。当然途中にガソリンスタンドなどあるわけもなく。日没時間が迫りだんだん薄暗くなるし、それにつれ気温は下がってくるし。日没までに抜けられるかどうか、本当にハラハラした。暗闇の中、あんな狭い道絶対に走られんぞ。

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山の中、眺望が開けるとつい停車して写真を撮ってしまう。

分岐は何箇所もあり、その度に停車してGPS付きタブレットで地図を確認。地図を拡大したり縮小したり面倒この上ない。(山道なのでかなり拡大しないと画面上に表示されない)
その割りに結構な台数の車とすれ違った。この時間だと、彼らが暗くなる前にクリスタルラインを抜けるのことは不可能だろう。大丈夫なのかいな? しかし自分と同じ方向に進む車が一台もいないのは何でだぜ?
正直、この道を通ることは二度とないでしょう。

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上図の「焼山峠」とかかれた所はちょっとした駐車場になっていて、大きな案内図もあった。北に行くべきか南に行くべきか悩んだ末、北の琴川ダム方面へ進路を取る。

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琴川ダムをバックに。この辺り、人里の気配があり一安心。
が、別にそんなことはなかった。

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ここから市街地まで結構な距離があった。
が、道幅の広い快適な下りのワインディングで、途中巨木も2本ほど見かけた。時間がないので停車せずスルーしましたが。

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写真は1枚だけ。富士山。
山峰の向こうに、ひょっこり白い頭が見えて。「あれって、ひょっとして富士山か?」と思っていたら、本当に富士山だった。ほんと、存在感ありすぎだな、あの山は。

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塩山、勝沼近辺はフルーツラインを使って南下。
信号ストップもほぼなく、広い道で快適にR20まで移動できた。途中2箇所ほど眺望のよい駐車できる場所があったが、時間の関係でスルーしてきた。
最後は下道を走るのが面倒になって、中央道を使ってワープして帰宅と。


最後にリザルト
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本日の走行距離:409.8km
総給油量:10.88L(給油回数3回)
燃費:37.6km/L

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ODOは2940kmと。


今日は秩父~小鹿野間で取り締まりをやっていたな。四輪の車列に従っていたのでもちろん問題なし。地元車サマサマ。


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