2015年09月21日 19:59
【バイク】渋滞~石廊崎~室岩洞~西伊豆スカイライン~渋滞【CRF250L】
シルバーウイーク!
天気予報によると5連休すべて晴れらしいので、ガンガンでかけるぞと。
といいつつ、体力の問題であまり早起きできなかったので4時起き5時出発で伊豆半島を目指す。
伊豆って意外と遠い。そして伊豆半島はでかい。高速道路があれば便利なのに。
まずは伊豆の付け根、R135のある箱根口を目指す。
自分の家から最速を目指すなら圏央道からの小田原厚木道路で箱根までがベスト。なんなら箱根から伊豆スカイラインで南下すればさらに時間は短縮できる。
んが、正直裕福でもない自分はお財布に余裕はないし、できればお金をかけず、かつストレスなく到達できるルートが望ましい。
てことでちょいと試してみた。
R246はちょくちょく渋滞するし、意外と信号ストップも多いので通過する距離は極小で。<K63>で南下し、金目川でK<62>に乗り換え西へ。その後K<77>で西へ西へと、東名高速大井松田IC近くまで。そこから南足柄に行き、南足柄から南下して小田原、R1へ接続と。
で、例によって迷いまくり。
道を間違って引き返したの図。事前に地図上で確認したときは一本道に見えても、実際に走ると十字路だったり丁字路だったりするのはよくある。やはり地図は拡大して細部まで見ないといけない。が、距離があるときに全行程でそんなまだろっこしいことはやっていられないので、まあしょうがないと割り切り。なのだが。これが結構時間を食う。
・「あれ、道を間違えたかな?」と気付くまでの時間
・安全に停車できる場所に行くまでの時間(ケツにビタ付けして煽ってくる四輪がいるとなお止まれない)
・トップボックスからタブレットを取り出し、地図アプリがGPS衛星を捉えるまでの時間
・現在位置を把握し、リルート案策定(戻るか、別ルートを取るか)
まあ大体1回迷うごとに15分くらいのディレイが出るかと。今回4回ほど迷って停車したから、それだけで60分のディレイ。早朝出発の貯金を食い潰してしまった。
で、このルートを使った結果。南足柄まではスイスイ。南足柄から小田原までは微妙。南足柄~小田原は信号ストップが多い。が、そのわりにすんなり着いたのでそれほど時間が掛かった意識はない。
それと、今回神奈川も意外と走りやすい道があるじゃないかと思った。埼玉だ山梨だと他県にばかりいっていないで、地元神奈川の探索も今後のタスクとして追加してもいいかもしれない。
で、R135に入ると程なくして渋滞。ノロノロ運転。他のライダーさんがバンバンすり抜けしているのを見て、「あっ、そうか! すり抜けすればよかったんだ」と気付く。がいまさらだしなあと、四輪と一緒にノロノロ運転。そもそも「すり抜けをする」ということが頭にないので、いつもタイミングを逃すんだよな。今後は覚えておこう。で、渋滞の原因は恐らく故障車。そこを過ぎたら快調に流れ出した。でも車は脇に停まっていたし、そんなに邪魔になる感じでもなかったのだけど。
そしてしばらく走った後にインシデント発生。
渋滞も解消し、気分よく走っていると道路前方で旗を振る水色ツナギに白ヘルメットのお方が。
自分の前を走っていた原ニのあんちゃん共々サイン会場へご案内。
「うわっ、マジかよやっちまった!?」「メーターは見ていなかったけど、制限速度を超過していたのは間違いないぞ」「渋滞を抜けたと思って気が緩んだな」「でも電光管どこにあった? 見えなかったぞ」
と思っていると、どうも様子がおかしい。婦警さんが近づいてきて、チラシを渡される。「先日この先で二輪車による死亡事故がありました」「今は秋の交通安全運動期間ですので、こうして二輪車のかたに安全運転を呼びかけています」「どうか運転には気をつけてください」との説明。
んん、どゆこと? つまりこれ、単なる警察の広報活動ってこと? それも二輪限定の。
思わず「これ、取締りじゃないんですか?」と聞いちゃいましたよ。なんだよー。心臓に悪いよ静岡県警さん。
いやでも考えようによっては優しいよな、静岡県警。問答無用で取り締まりをして引き締めることもできるのに、そうではなくこうして注意喚起をして事故の予防に努める。むしろ本来これが正しい姿なのではなかろうか。そうだ、素晴らしじゃないか、静岡県警! えらいぞ静岡県警! てことで、その後はもとい、その後も安全運転で。
さて、そのあとは本日の目的地その1、石廊崎へ。
以前近くの弓ヶ浜まで行ったことがあったので、迷うことなくすんなりたどり着けた。
駐車場。なんでも料金所より手前にある駐車エリアは無料だとの噂が。
まあバイクは駐車料金100円なので別にいいや。
二輪用の駐輪場が離れたところにあった。でも係りの人にここに停めるよう指示されたし、別にいいか。
で、石廊崎ですが。
灯台。
神社。
バイク乗りになぜか人気の風車。
蓑掛岩。
まあこんなところで、これといって特に見るべきものもなかった。
にしてもまあ人が多い。シルバーウイークだから? そんなに面白スポットでもなかったけど。
本州最南端という以外にこれといって来るべき理由も浮かばない。
ついでなので遊覧船にも乗ってみた。
AコースとBコースとあるが、天候のいいときはAコースで、コンディションが悪いとBコースになるらしい。今日はAコースだった。
船の上から撮ってみた。
入り江の中は波がなく揺れもないが、外にでると結構なうねりで揺れる揺れる。
水しぶきもかかるし、カメラのレンズに付かないように気を使った。
なお、揺れたり水しぶきが上がって喜ぶのは、意外にもお子様でなく奥様連中の方だった。
ヒリゾ海岸。写真だとこんなだけど、透明度が高く海底まで見える。
前にジオパークから撮ったのここだな。ビーチには人がいっぱい。歩いてはいけない場所だけどどうやって行ったのだろう? 船?
他、少し写真を撮っておしまい。
石廊崎は終了。次に向かう。
ここで、手持ちの温度計では30度。非常に暑い。なのでメッシュジャケットの風防インナーを外す。
が、走り出すと逆に寒い。どうしろと。
次、本日の目的その2。室岩洞へ。
最初通り過ぎてしまった。これ、自分が進んだ向きには看板がないんですよね。逆向きにはあるのだけど。
岩室洞までの行程。
途中車でのすれ違いが困難なほどの狭隘区間もあった。10年以上前、レンタカーで一度だけ走ったことがあったはずだが、こんなところあったかな。それ以外は見晴らしのよい区間もあって、なかなかよかった。
室岩洞の近く。
岩のすき間にカニさんがいた。
さあ、自前のフラッシュライトを持っていざケービング。
まあ室岩洞って洞穴でなくて採石場跡なんですけどね。
ダンジョン感出てきたよ。
オートだと上手く撮れなかったのでマニュアルで。
肉眼だとこの位の暗さ。
天井。ライトで照らすときらきらする。が、写真だとそれがわからんな。
内部には水が溜まってプールのようになっているところが数箇所あった。
石を切り出そうとした跡?
ボケボケだけどコウモリ。
中にはコウモリがたくさんいて、興奮してギャーギャー鳴きながら飛び回っており。とてもうざい。
室岩洞おわり。小さいので短時間で見て回れる。
大谷資料館や赤山地下壕の小さい版みたいな感じ。
行きは気付かなかったが、帰りにはそこかしこにカニがいた。
土の斜面に無数に穴が開いており、その穴ひとつひとつにそれぞれカニがいる。
なんだ、ここってカニの繁殖地なのか?
さて、本日の目的ラスト。
本日のメインディッシュの西伊豆スカイラインです。
西伊豆スカイラインにはK<59>からエントリー。まあどこからどこまでが西伊豆スカイラインなのか知らないのだけど。
で、このK<59>ですが、ご覧のとおりの狭隘路でして。ところどころに退避エリアはあるものの、基本的に四輪同士のすれ違いは不可。
ただ路面コンディションはわるくないし、極端な斜度のヘアピンなんかも少なかったし、大型のオンロードでも走れそうな気がした。
まあ自分がCRF250Lだったから容易く感じただけで、実際にCBR1000RRで走ったら「二度と使わん」と言っていたかもしれない。
で、こんなところにでた。
地図を確認すると右側、伊豆市方面が正解らしい。
山の中は寒いので、ここで外した風防インナーを再度取り付けた。
で、ここからの道は最高でした。
まず道幅が広い対面通行。カーブもRがゆるく、景観も抜群。
チキンコーナリング中、もとい安全運転中の自分以外のライダーさんは、皆さん気持ちよくカーンと駆け抜けてらっしゃいました。
所々輝く海面。
この景観、見晴らしの良さは、自分の拙い腕では写真に残せない。
実際に見るととてもよかった。天気がよくすっきり晴れていればもっとよかったことだろう。
と、大満足だったのですが。
帰りは速度優先で有料道路を使ったのだが。
これが東名高速までずっと渋滞。せっかくお金を払ったのに渋滞で遅々として進まない。お金を払った意味がないなあ。いや、ひょっとしたら下道はもっと渋滞していたのかも知れませんが。
で、渋滞にはまり西伊豆スカイラインで高揚した気分も台無し。くさくさしていると、ニケツの二輪が颯爽とすり抜け。あ、そうだ。だからすり抜けすればいいんだ。と思うも、ここまで随分長い間渋滞を我慢してきた。前後周りの四輪たちも、一緒に渋滞を耐えてきた仲間ではないか。いまさら自分だけ裏切るというのも。いやしかし。。。 悶々と悩みつつ、ノロノロと前進。そして、道が大きくカーブしているところで見えてしまった。この先遥か先までずーっと渋滞していることが。それで即決。よし、すり抜けしよう。あっさり裏切る。どうも先にある合流やら信号がまとまってある箇所で渋滞になっていたみたいですな。そこを抜けたらスイスイ流れ出した。
伊豆の道はいいけれど、この渋滞があるから嫌なんだよな。思い返せばいつも渋滞していた気がする。この渋滞が結構な心理的障壁になっているんだよな。
あと伊豆にいくと高確率で雨に降られる(晴れ予報にもかかわらず)が、今回は降らなかっただけまだましか。
最後、リザルト。
走行距離:386.9km
消費燃料:10.3L
平均燃費:37.5km/L
※あれだけ行きも帰りも渋滞につかまったわりにはいいスコア
そしてしばらく走った後にインシデント発生。
渋滞も解消し、気分よく走っていると道路前方で旗を振る水色ツナギに白ヘルメットのお方が。
自分の前を走っていた原ニのあんちゃん共々サイン会場へご案内。
「うわっ、マジかよやっちまった!?」「メーターは見ていなかったけど、制限速度を超過していたのは間違いないぞ」「渋滞を抜けたと思って気が緩んだな」「でも電光管どこにあった? 見えなかったぞ」
と思っていると、どうも様子がおかしい。婦警さんが近づいてきて、チラシを渡される。「先日この先で二輪車による死亡事故がありました」「今は秋の交通安全運動期間ですので、こうして二輪車のかたに安全運転を呼びかけています」「どうか運転には気をつけてください」との説明。
んん、どゆこと? つまりこれ、単なる警察の広報活動ってこと? それも二輪限定の。
思わず「これ、取締りじゃないんですか?」と聞いちゃいましたよ。なんだよー。心臓に悪いよ静岡県警さん。
いやでも考えようによっては優しいよな、静岡県警。問答無用で取り締まりをして引き締めることもできるのに、そうではなくこうして注意喚起をして事故の予防に努める。むしろ本来これが正しい姿なのではなかろうか。そうだ、素晴らしじゃないか、静岡県警! えらいぞ静岡県警! てことで、その後はもとい、その後も安全運転で。
さて、そのあとは本日の目的地その1、石廊崎へ。
以前近くの弓ヶ浜まで行ったことがあったので、迷うことなくすんなりたどり着けた。
駐車場。なんでも料金所より手前にある駐車エリアは無料だとの噂が。
まあバイクは駐車料金100円なので別にいいや。
二輪用の駐輪場が離れたところにあった。でも係りの人にここに停めるよう指示されたし、別にいいか。
で、石廊崎ですが。
灯台。
神社。
バイク乗りになぜか人気の風車。
蓑掛岩。
まあこんなところで、これといって特に見るべきものもなかった。
にしてもまあ人が多い。シルバーウイークだから? そんなに面白スポットでもなかったけど。
本州最南端という以外にこれといって来るべき理由も浮かばない。
ついでなので遊覧船にも乗ってみた。
AコースとBコースとあるが、天候のいいときはAコースで、コンディションが悪いとBコースになるらしい。今日はAコースだった。
船の上から撮ってみた。
入り江の中は波がなく揺れもないが、外にでると結構なうねりで揺れる揺れる。
水しぶきもかかるし、カメラのレンズに付かないように気を使った。
なお、揺れたり水しぶきが上がって喜ぶのは、意外にもお子様でなく奥様連中の方だった。
ヒリゾ海岸。写真だとこんなだけど、透明度が高く海底まで見える。
前にジオパークから撮ったのここだな。ビーチには人がいっぱい。歩いてはいけない場所だけどどうやって行ったのだろう? 船?
他、少し写真を撮っておしまい。
石廊崎は終了。次に向かう。
ここで、手持ちの温度計では30度。非常に暑い。なのでメッシュジャケットの風防インナーを外す。
が、走り出すと逆に寒い。どうしろと。
次、本日の目的その2。室岩洞へ。
最初通り過ぎてしまった。これ、自分が進んだ向きには看板がないんですよね。逆向きにはあるのだけど。
岩室洞までの行程。
途中車でのすれ違いが困難なほどの狭隘区間もあった。10年以上前、レンタカーで一度だけ走ったことがあったはずだが、こんなところあったかな。それ以外は見晴らしのよい区間もあって、なかなかよかった。
室岩洞の近く。
岩のすき間にカニさんがいた。
さあ、自前のフラッシュライトを持っていざケービング。
まあ室岩洞って洞穴でなくて採石場跡なんですけどね。
ダンジョン感出てきたよ。
オートだと上手く撮れなかったのでマニュアルで。
肉眼だとこの位の暗さ。
天井。ライトで照らすときらきらする。が、写真だとそれがわからんな。
内部には水が溜まってプールのようになっているところが数箇所あった。
石を切り出そうとした跡?
ボケボケだけどコウモリ。
中にはコウモリがたくさんいて、興奮してギャーギャー鳴きながら飛び回っており。とてもうざい。
室岩洞おわり。小さいので短時間で見て回れる。
大谷資料館や赤山地下壕の小さい版みたいな感じ。
行きは気付かなかったが、帰りにはそこかしこにカニがいた。
土の斜面に無数に穴が開いており、その穴ひとつひとつにそれぞれカニがいる。
なんだ、ここってカニの繁殖地なのか?
さて、本日の目的ラスト。
本日のメインディッシュの西伊豆スカイラインです。
西伊豆スカイラインにはK<59>からエントリー。まあどこからどこまでが西伊豆スカイラインなのか知らないのだけど。
で、このK<59>ですが、ご覧のとおりの狭隘路でして。ところどころに退避エリアはあるものの、基本的に四輪同士のすれ違いは不可。
ただ路面コンディションはわるくないし、極端な斜度のヘアピンなんかも少なかったし、大型のオンロードでも走れそうな気がした。
まあ自分がCRF250Lだったから容易く感じただけで、実際にCBR1000RRで走ったら「二度と使わん」と言っていたかもしれない。
で、こんなところにでた。
地図を確認すると右側、伊豆市方面が正解らしい。
山の中は寒いので、ここで外した風防インナーを再度取り付けた。
で、ここからの道は最高でした。
まず道幅が広い対面通行。カーブもRがゆるく、景観も抜群。
チキンコーナリング中、もとい安全運転中の自分以外のライダーさんは、皆さん気持ちよくカーンと駆け抜けてらっしゃいました。
所々輝く海面。
この景観、見晴らしの良さは、自分の拙い腕では写真に残せない。
実際に見るととてもよかった。天気がよくすっきり晴れていればもっとよかったことだろう。
と、大満足だったのですが。
帰りは速度優先で有料道路を使ったのだが。
これが東名高速までずっと渋滞。せっかくお金を払ったのに渋滞で遅々として進まない。お金を払った意味がないなあ。いや、ひょっとしたら下道はもっと渋滞していたのかも知れませんが。
で、渋滞にはまり西伊豆スカイラインで高揚した気分も台無し。くさくさしていると、ニケツの二輪が颯爽とすり抜け。あ、そうだ。だからすり抜けすればいいんだ。と思うも、ここまで随分長い間渋滞を我慢してきた。前後周りの四輪たちも、一緒に渋滞を耐えてきた仲間ではないか。いまさら自分だけ裏切るというのも。いやしかし。。。 悶々と悩みつつ、ノロノロと前進。そして、道が大きくカーブしているところで見えてしまった。この先遥か先までずーっと渋滞していることが。それで即決。よし、すり抜けしよう。あっさり裏切る。どうも先にある合流やら信号がまとまってある箇所で渋滞になっていたみたいですな。そこを抜けたらスイスイ流れ出した。
伊豆の道はいいけれど、この渋滞があるから嫌なんだよな。思い返せばいつも渋滞していた気がする。この渋滞が結構な心理的障壁になっているんだよな。
あと伊豆にいくと高確率で雨に降られる(晴れ予報にもかかわらず)が、今回は降らなかっただけまだましか。
最後、リザルト。
走行距離:386.9km
消費燃料:10.3L
平均燃費:37.5km/L
※あれだけ行きも帰りも渋滞につかまったわりにはいいスコア