2017年04月30日 16:57
【バイク】秩父方面 新緑の林道ツー【CRF250L】
世は大型連休。だが自分はカレンダー通りにしか休みがない。明日は仕事なので、疲れが残らないよう早めに家に帰ってきた。ほんとうは昨日の土曜にツーリングする予定だったのに。天気予報でさかんに「にわか雨、雷雨になる」と言っていたのでお出かけ中止。んが、結局雨一滴も降らないでやんの。恨むぞ、気象庁。
さて、スギだけでなくヒノキ花粉も併発している花粉症の自分としては4月末現在、花粉の厳重警戒中。マスクしながらヘルメットかぶってのツーリング。以前はヘルメットをするとマスクが耳から外れてしまっていたが、ここ最近はなぜかマスクしながらヘルメットもかぶれる。実はヘルメットがヘタってきて、内装のクッションが潰れてきたからマスクが外れなくなったのではないかと踏んでいる。
今日は朝5時出発。気温8度だが特に寒くない。途中果樹公園あしがくぼでトイレ休憩。ここでは気温6度だが不思議と寒くない。冬の6度は寒いのに今時期の6度は寒くない。ふしぎ。
さらに途中ガソリンスタンドで給油し、道の駅「両神温泉薬師の湯」到着は7時半。あれ? 思ったよりずっと早くついたぞ。
まずは「おがのファーム」さんで『いちご狩』の予定だったが。OPENの8時までずいぶん時間があるぞ。しょうがないのでトイレに行ったり地図をみたりして時間つぶし。で、8時をまわるも肝心のおがのファームさんがまったくOPENする気配がない。念のため8時20分まで待ってみたがやはりOPENせず。ひょっとして今期はもういちご狩終わってしまったのか。ただ、気になるのはおがのファームの公式サイトではOPEN8時となっているが、「小鹿野両神観光協会」のサイトを見ると9:00OPENとなっている。これはひょっとして? まあここでぼけっとしていても時間がもったいない。いちご狩は後回しにして、まずさきに林道巡りを開始する。
まずは林道二子山線へ。合角ダムの奥からR462へ抜ける道。
「合角漣大橋」 前はあの橋を通ったんだよな。
二子山線入口。
道幅は1.5車線ほど。木立はあまりなく道は明るい。全面舗装林道だが、登るにしたがってアスファルトのはげなどが酷くなるし、こぶし大の石が路面上にゴロゴロ転がっている。オンロードでの走行はお勧めできない。
丁字路に行き当たる。
ここは左折して矢久峠方面へ。
自分が進んだのと逆側は林道西秩父線というらしい。
で、さっきの丁字路を左折してすぐ、今度は右折して万場方面へ。
なお、右折せずまっすぐ行った場合は高萩線というらしい。
この分かれ道では、仏さまが通行人をやさしく見守っています。
そこから先は下り。道幅は相変わらずだが、走行ライン上はきれいになっていて、交通量絶無なので快適に走られる。
R462に出たら東に向かう。
道の駅「万葉の里」で休憩。
読みは「まんよう」でなく「まんば」なのね。
道の駅は売店を眺めてささっと出発。
次は県道71高崎神流秩父線で小鹿野方面に戻る。
高崎神流秩父線は以前レポート済みなので写真なし。しかしこの道、四輪・二輪とも交通量が多い。交通量が多いだけあって道幅も広いし路面状態も問題なし。大型オンロードでも全然平気。実際たくさんの大型オンロードとすれ違った。でも前回通った時はもっと狭くて林道っぽい道だった記憶があるのだけど。道幅も広く、まったく普通の県道だった。
で、10時過ぎ、再び戻ってきました「おがのファーム」
今度は「いちご狩」ののぼりもでているし。これは営業しているでしょう。
中に入って営業時間を聞くと9時からとのこと。やっぱりね。
おがのファームの公式ページでは「am8:00~」となってるけど。更新は2013年で止まっているみたいだし、サイトの情報が古いらしい。正しくは9:00OPENと。
料金表には1,200円となっていたが、シーズンを外しているためか1,000円でいいとのこと。また、本来は30分制限だが時間を気にせず好きなだけ食べてよいと言われる。まじか、太っ腹。
ハウスの中は暑いので、出たり入ったりは自由だから体調に気をつけて、とヘタ入れの紙コップをわたされる。
いちごは4種で、「やよい姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「もういっこ」だったか。ちょっとうろ覚えなので間違っているかもしれない。
さて、人生初のいちご狩。家からわりと近場の海老名のいちご狩農園は大人気で、2回ほどチャレンジしたが、2回とも自分が到着したころには「本日の受付終了」となっていて。結局いちご狩できずにいた。やっと念願が叶ったぞ! さあ行くぞ、狩の時間だ!
真っ赤に熟れた完熟いちご。市場では決して手に入らない。完熟は「流通」という過程を経ない「いちご狩」だからこそ味わえる贅沢。
こんな大きないちごがもぎ放題、食べ放題で1,000円。これはお得。
ただ、いちごの実に土というかホコリみたいなのが付着しているのが少々気になるんですよね。まあみんなこのまま食べているのだろうから大丈夫なんだろうと、気にせず食べてきた。結果大丈夫だった。
とってもジューシーだし甘いし。行く前は「そんなに食べられないだろう」と思っていたけど。ひょいぱくひょいぱくと、いくらでも食べられる。食べた数は30を過ぎたあたりから数えるのをやめてしまった。おそらく35個は食べたんじゃなかろうか。時間はまだ10時過ぎ。お客さんがやってくるのはむしろこれから。自分が大きく赤く実ったものをあらかた食べてしまっては、これからやってくるお客さんの楽しみを奪うことになってしまう。てことでまだまだ食べられたが、この辺で切り上げ。
なお、ハウス内の室温。31度。暑い。冬用ライディングウェアを着ていられず、脱いでハウス内にある椅子に掛けておいた。
で、ハスウスから出て。
店員:「どうでした?」
自分:「おいしかったです」「でもいいやつを全部食べ尽くしちゃいそうだったので切り上げてきました」
店員:「明日になればまた赤くなるから、気にせず食べていいんですよ」
自分:「(え、そうなのか?)」
まあ気にせず食べていいとは言われたものの。このあとどれだけお客さんがくるのかわからないし。鮨屋なんかでも、他のお客さんの為に一人で同じネタを沢山頼まないのがマナーみたいなことも聞きますし。周りに配慮するのが大人ということで。
てことでいちご狩は大満足。
さて次いこ。
林道皆本沼理線。
県道<279>を西に走り。何の標識もないけどここの分岐を右に。
林道皆本沼理線は全面舗装林道です。手元のツーリングマップル2011年度版によると「フラットダート」となっているが、全面舗装林道でした。まあ情報が古いからこういうことはままある。
全面舗装林道といっても、このように斜面が崩れ、道路上が土砂や砂利で覆われた箇所が複数ある。なのでオンロードでの通行はやめた方がいい。四輪ならまあ大丈夫かと。
土砂崩れを除けば、路面はフラットで道も明るく、交通量ゼロで走りやすい林道でした。
皆本沼理線はぱぱっと走り切り、R299に出て県道<37>を東に。途中で県道<284>にスイッチ。
秩父華厳の滝へ。
滝の裏がみられる、とのことらしいので林道奈良尾線に入る。
林道奈良尾線に入りほどなく到着。
滝の裏とはこれのことか。滝をほぼ真上から滝つぼを見下ろすアングルで眺めることができる。
しかしこの滝、あまり音がしない。水量が少ないのかしら。
近くには巨大な仏像が。空滝不動尊というのか? なんとも愛嬌のあるお顔をしていますな。
林道奈良尾線は深入りせずここで引き返し。
秩父華厳の滝。
滝つぼの水がとてもきれい。静かで姿形のよい滝でした。
時刻は12時過ぎ。気温は28度。完全に夏だこれ。メッシュジャケットが欲しい。でも朝は気温1ケタだったからなあ。朝と昼でここまで温度差があると着るもののチョイスが大変。
さああとはさっさと帰るぞ。
秩父駅前は渋滞するので中通りを使って迂回してR299へ。そのあとは来た道と同じルートで帰宅。
信号で止まるたび陽射しが暑くて大変だった。
今日は帰りに、相模ナンバーのオレンジのXVにひどい追い抜きをされたな。
秩父では交差点で右折待ちしていると、対向の黒のステップワゴンが右ウインカー。「お互い右折か、じゃあ行けるな」とこちらが右折開始すると、なんとこのステップワゴン、右ウインカーを出したまま直進してきた。なんとか先に曲がりきれたけど。あわや衝突だよ。そしてもし衝突していたならば、直進が優先だから、過失割合は自分が重くなっていたんだろうな。ウインカーを出さずに右左折するやつはよく見るけど、今思えばあれはまだいいほうだ。ウインカーを出したうえで直進って。そりゃあないよ。事故を誘因しているうえに、もし事故になるとこっちが悪くなるという。ひどい罠だ。
最後、リザルト。
走行距離:305.7km
消費燃料:8.24L
平均燃費:37.1km/L
ODOは14,502km