2018年05月05日 19:23
【バイク】TPでゆく_中央道~上信越道の旅_day1【CRF250L】
どうせゴールデンウィークだし今さら宿取れないだろ、と思いつつ楽天トラベルで検索すると。あれ? 意外と空室があるぞ。ということで急きょ一泊のツーリングを決定。急きょ過ぎて若干ぐだったところもあったが、ともかくも故無違反で無事に帰ってこられた。
双葉サービスエリアで休憩中。自分が中央道を使うときは、いつだって双葉SA。今日は2時起き3時出発。朝方はとにかく寒い! 5/6(日)は気温が上がって夏日になるらしいし、ならばメッシュジャケットのほうがいいか? とも考えたが。ガッツリ冬用装備で来た自分グッジョブ! それでもなお寒い。おかしいな、真冬も同じ装備で元気で走っていたのに。どうもここ最近の暖かさに体が慣れてしまったらしく、ちょっとした寒さがことさら応えるらしい。
気温はおよそ8度。寒いは寒いけどそこまでの寒さではないよね。でもマンガみたいに震えが出るほど寒かった。
そんな中高速道路を走り続け、TPエリアギリギリの諏訪ICで降りる。そこから高ボッチへ。
途中、塩嶺野立公園展望台へ。スタートレックのエンタープライズ号みたいな形をした展望台。
諏訪湖が見晴らせる。
反対側。塩尻?
高ボッチとかアニメの影響か? という感じですが。いやいや、自分がバイクに乗る原動力のひとつが、某方が作られた「絶景と快走路」という同人誌で。
この中で高ボッチが取り上げられていて。「ここはいつか行かねば!」と思っていたのに、いつしかそれを忘れていて。で、最近某キャンプアニメを見ていて「あ、そうだ! ここ行くんだった!」と思い出した次第。
高ボッチまでの道のりは意外ときびしい。道は落石や落ち葉こそないものの林道レベル。急斜度、急カーブ。しかもゴールデンウィークだからか四輪の往来が多い。(まだ早朝なのに!) そしてホリドラなのか狭い道で、四輪同士がすれ違いできずオタオタしてデッドロックになっていたり。
高ボッチ高原到着。
気温およそ3度。流石標高1,665mは寒いわ。そこいらにテントが張られているけど、この人らこの寒さのなかキャンプ泊したのかしら。
眺めはこんな感じ。
せっかくなので、展望ポイントにも行ってみる。
駐車場から5分かそこら。ゆる~い登りなので汗一つかかず到着。しかしこのカメラ、逆光でもこれだけ撮れるとは。最近のカメラ(4年前のモデルだけど)ってみんなこんな凄いのか?
諏訪湖を一望。なるほどこれは絶景だ。条件がよければ富士山もいけるらしいけど。これ、確かに夜景とか綺麗そうだ。満足して撤退。
次は松本の小松パンへ。ちょっと遅れ気味なので巻きで行こう、と思ったが。思いのほかスイスイ進め予定より早く到着してしまう。こうまで進みがいいと距離感が狂う。
小松パンの開店は8:30。8時には到着してしまい店の前で待っていたのだが。地域ねこ(?)にエサをやっている観光客風の夫婦が近くにいて、しきりに自分の事を気にしているそぶり。居心地が悪い。さらに散歩風の地元人ぽい老婆は、なぜか小松パンの向かい側に座り込み、そこでタバコをふかしはじめ、その間ずっとこちらを観察している。なんなのこの状況。たまにこういうことあるけど、なぜ他人は自分のことをそんなに興味深げに見てくるのだろう。で、8:30を過ぎても開店する様子がない。もしや? と思って近づいて見てみると。
はい、ゴールデンウィーク休業。ですよねー。あると思ってました。アハハ、この自分がわざわざ神奈川から来たんだもん。そりゃ休業に決まっている。世の中そんなに自分に対して甘くないですからね。うんうん、いつもの事。ということでさっさと退散。
ツーリングプランのエリア外だけど、松本ICから長野道に乗って山梨県まで戻ってくる。
尾白川渓谷。駐車場は無料。大人気なようで、自分が帰るころには駐車場の空き待ち渋滞ができていた。
キラキラと金色に光るものが。まさか砂金!?
尾白川渓谷はきれいでよかったが、人多すぎ。こんな人気スポットだったとは。
まだ時間がありそうなので、さらに南下。朝早く出てきたおかげで時間に余裕がある。
南アルプス市、中野の棚田。
まだ水が入っていない棚田も多い。ちょっと時期が早かったかも。あと時間帯。やっぱり日没直後とかを狙わないと印象的な写真は撮れないね。まあ自分は『作品』を作りたいわけじゃないので別にいいのだけど。
棚田のあとは、北杜市の三分一湧水へ。中部横断自動車道の白根ICから高速道へin。せっかくの定額プラン。ガンガン高速を利用するよ。しかし中部横断自動車道って横断じゃなくて縦断じゃないの? といつも思う。そして案の定片側1車線。スンマセン、スンマセン! 自分スピード出せないッス。
三分一湧水の駐車場から望む南アルプス。ここも大人気スポットだったなあ。というか駐車場そばにある蕎麦屋さんに行列ができていた。
三分一湧水。ここでは親子が大撮影大会をやっていてなかなか場所をあけてくれなくてイライラしたのも、今となってはいい思い出。
この後は北上して小諸の懐古園へ。
最初は八ヶ岳高原ラインなる快走路を駆け抜け。その後はひたすらR141を北上。佐久のあたりの中部横断自動車道って無料区間なのね。伊豆中央道みたいに、無料区間だと思って走っているといつの間にか有料区間に突入していた、ということもなさそうだし。そうと知っていれば使っていた。
途中『旧道』表示があったので思わず突入したりして。
小諸の懐古園到着。バイクの駐車料金は200円。バイクの駐輪場はゲート手前にある。最初わからずゲートをくぐってしまって。係員に「えっ! 入っちゃったの!?」と言われる。いや、初見でわかりますかね?
懐古園巡りスタート。
地下道で線路をくぐって大手門。
本陣跡。
石垣の上は遊歩道になっている。安易に転落防止用の柵などを設けないところが素晴らしい。
併設されたミニ動物園も、懐古園の入場券で入れるのでまわってみる。
特にこれといってないが、檻の前に擬人化された看板があった。フレンズですか?
「あの夏」って小諸が舞台だったのか。懐かしいなあ。
ここらで懐古園終了。あとは佐久のビジネスホテルに向かう。
佐久平のビジネスホテル。部屋は狭いが、コンパクトに必要なものが納まっていて、「俺だけの秘密基地」感があってすき。大浴場もあるし。部屋に電子レンジがあるのは嬉しい。なお、大浴場は露天風呂もあったが、これが解放感ありすぎ。目隠し的な壁がなく、もし双眼鏡などを使われたら、ご近所のアパートなどから丸見え。まあこんなおっさんの裸を見たがる奇特な人はいないだろうけど。
夜はお気に入りのスーパー「ツルヤ」で買った食糧で夕食。
つか、ツルヤオリジナルのおやきがメチャウマ。なにこのうまさ!? 野沢菜と丸茄子を買ったが、どちらも美味しい。特に丸茄子は美味。これで89円だったかな? ほんと、神奈川にも進出してくれませんかね、ツルヤさん。
こんなところで一日目は終了。