デジモノ系

2023年06月11日 16:20

先月の5月、1世代前のMac miniを中古で購入。今まで使っていたMBP15inchは2010年5月購入だから、丸13年使用したことになる。
仕事などいろいろ事情が重なり、購入から1ヶ月間やむなく放置。先週末ようやく開梱、起動、データ移行を終え、1週間使用してみての振り返りをメモ。画像などは一切なしのただのメモ書き。


■まとめ
最初に感想のまとめを書くと以下
・中古品だが品質に不満なし
・新旧のOSにかなりの世代差があるが問題なく移行アシスタントが動作
・新型(中古、1世代前だけど。。。)はなにもかも爆速

■新旧Mac
旧Mac
   Mac Book Pro 15inch Mid 2010
   macOS High Sierra
新Mac
   Mac mini M1
   macOS Monterey

■旧Mac MBPの状況
丸13年使ったMBP。末期の状況は下記の通り。
・SSDに換装したものの、SSDが壊れもとのHDDにもどす
・メモリは4GB→8GBに増設
・裏面のゴム足が一つ外れ行方不明
・バッテリーが寿命を迎え電源コードを抜くと一瞬で死ぬ
・バッテリーが認識されなくなる。サードパーティ製のバッテリーに交換しても変わらず、メインボードの問題と思われる
・ハードのサポートが終わりOSやセキュリティのアップデートが受けられない
・突然の再起動が1日数回の頻度で発生
このようにまさに満身創痍の状態であった。今思えばこんな状態でよく使い続けていたな。まあ単純にお金がなくてほいほいと買い替えられなかっただけなのだけど。

■初期設定には有線マウスが必要
今回Mac miniを迎えるにあたりapple純正のキーボードとトラックパッドを用意。どこかのサイトで、キーボードとトラックパッドの電源をONした状態でMacを起動させれば自動でつながると見たのでその通りにする。が、認識されない。実際にはキーボードもトラックパッドも初期状態では一切認識されないので有線マウスを接続して事なきを得た。

■いつの間にか使えているキーボード
有線マウスをつなぎ「システム環境設定」から「Bluetooth」へ。だがなぜかキーボードが表示されない。キーボードの電源を何度もOFF/ONをするとキーボードが表示された。これで[接続]ボタンを押せばつながるはず! が、今度は何度[接続]ボタンを押しても無反応。最初、中古で買ったキーボードなので初期不良かと思った。が、途方に暮れて30分ほど経ったあと、ふと見るとキーボードがいつの間にか認識されている。試してみると普通にタイピングできる。一体何なんだよ。何もしてないぞ? 以降は一切何の問題も発生せず快適に使えている。ただ一つ、旧MacではF9やF10でデスクトップのアプリ画面をそろえて表示できていたが、その機能が使えなくなっている。まあこれも理由不明がなら解消。

■HDMI-DVI変換コネクタで問題なし
自分の液晶モニタは古いのでDVIコネクタしかない。なのでHDMI-DVI変換ケーブルで接続したが、なんのトラブルもなく表示されているし、Macからみるとディスプレイの製品名まで表示されているのでデバイスの認識、使用に一切問題は発生していない。

■なんとなくOSクリーンインストール
中古で買ったMac mini。電源を入れると初期設定もなくいきなりデスクトップ画面が表示される。ユーザ名もパスワードの設定もapple IDの入力もなし。なんだこれ? ゲストアカウントで起動しているのか? このまま使い続けるのはあまりに不安なのでOSの入れ直しを実施。OSのクリーンインストールは90Mbps程度の家の回線でも1時間程度で終了。

■移行アシスタントは問題なく動作
OSを再インストールすると自動で初期セットアップ画面となり、「移行アシスタントを使うか」と聞かれるのでそのまま流れで移行アシスタントを実行。appleのサイトでは新旧Macを同じwifiネットワークに繋ぐかThunderboltで直結せよと書いてあるが、普通にストレートのLANケーブル直結で行けた。また、旧Macが『High Sierra』、新Macが『Monterey』とOSにかなりの世代差があったが、とくに問題も起きずすんなりと移行できた。移行に掛かる予定時間は40GBほどのデータ量でおよそ40分。終了を見届けることなく途中で寝たので実際どのくらいで終わったのかは不明。

■移行アシスタントでいくつかの問題が解消
トラックパッドでドラッグができない、F9、F10でアプリ画面をそろえて表示ができないといった不具合があったが、移行アシスタントでデータと設定を移行した後は解消された。なので設定の問題だったのだろうが、どこの設定をどう直せはよかったのか不明のまま。
移行アシスタントによってほぼ完ぺきに元の環境が構築されたわけだが、ただ一つfirefoxだけが正常に起動しない。理由は不明。firefoxはもともとほとんど使っていなかったのでこの機にアンインストールした。

■Time Machine導入
Mac miniはメモリもストレージも基盤直付け。なので、障害時にいざとなれば取り外して外付けディスク化してデータ救出、という手段が使えない。なのでapple謹製のバックアップソフト「Time Machine」を導入。ストレージはバッファローの外付けSSDにしてみた。512GBで6,500円と結構安いのね。でもバックアップ用途なら信頼性の高いHDDの方がいいみたいね。SSDが登場し始めたころは、「SSDはHDDと違い駆動部がないのでHDDより耐久性が高い!」とうたわれていたいたのにね。でも実際自分でも使ってみてSSDの方が早く故障するし、時代とともに評価が変わったのだろうな。なので本当はHDDの方がいいし、HDDだと同じ価格で容量倍の1TBモデルが買えるのだけど、自分は壊れたら壊れたでいいやと割り切りができるのであえてSSDにしてみた。

■動作は爆速
Appleシリコン恐るべし。自分のMacの用途は99%がWebブラウズ、残り1%がメール。これだけ。なので、特段CPUパワーを必要とする作業ではないし、それゆえ買い替える気も起きなかったし、買い替えたところで劇的な体験の差はないと思っていた。大間違いだったわ。1世代前のM1チップだけどとんでもない高速性。例えば『システム環境設定』などのメニューを開いてみても、いささかのウェイトもなく瞬時に画面が表示される。その中の様々なメニューを選択しても瞬時に画面が切り替わる。web表示でもリンクをクリックした瞬間に画面が表示される。今までなら何秒かカーソルがぐるぐるしたのちに表示されていて、「Web表示にたいしてCPUパワーは必要ないし、これはきっと相手側webサーバの問題だろう」と思っていたのだが。違ったわ。ローカル端末の問題だったわ。まさかここまで差があるとは。これが13年間の違いなのか。また、当たり前だがWebを見ていていきなり再起動がかかることがない。これだけでもストレスがなく快適。もっと早くに買い替えるべきだった。。。

■スピーカーが地味に不便
もとのMBPの内臓スピーカーも褒められた音質ではなかったが。もともと音にこだわりのない自分は動画を見る程度なら気にせずにいた。んが、Mac miniの内臓スピーカーの音質はそれ以下で、流石の自分ですら「これはちょっと・・・」と思うレベル。なのでBluetoothスピーカーを有線接続して使っているが。Bluetoothスピーカーの電源をいちいち入れなくてはいけないのが地味に面倒。そもそも机がそんなに広くない上に整頓されていないため置き場にも困っているし。

■日本語キーボードが
旧MBPは格好つけてUSキーボードにしていた。で、今回日本語キーボードに戻したのだが。13年間使い続けてすっかりUSキーボードが体に染みついてしまったので。いまや日本語キーボードが使いにくくて仕方がない。バックスペース打つつもりで¥を連打していたり。コマンドキーのつもりで『英数』キーを押していたり。大人しく慣れ親しんだUSキーボードにすればよかった。いつか日本語キーボードにも慣れるのかな。

■メモリは案外使う
今時分メモリは16GBはいるじゃろう、と16GBモデルを買ってみた。んが、webしか見ていないのに16GB中11GBが使われている。マジかよ。。。一体何にそんなメモリを使っているの? メモリがあればあるだけ使うというメモリ管理は好きになれない。でも8GBモデルだと8GB全部使いきっちゃうわけでなく、きっとそこそこの使用量で収まるんだろうなあ。

■今後は適切なサイクルで買い替えを
たかだかWebを見るだけであっても新しいマシンだと動作が早くキビキビしてストレスがない。まして何もしなくても勝手に再起動がかかるような状態は使用に耐える状況ではない。さらにOSのサポートも切れていたし、その時点で買い替えるべきだった。でも経済的に余裕もないし、次に買い替えるとしてもやっぱり中古になるかな。中古でも見た目は綺麗だし動作になんの不都合もないし。

■旧Macの回収は無料
取説みたいなリーフレットにシールがあって「このシールが張り付けていないと無料回収できません」と書いてあるけど。実際はシールの有無に関係なくapple製品であれば無料回収される。Appleの公式サイトから回収を申し込み。実際の業者はリネットジャパンというところ。引き取りは佐川が来た。リネットジャパンのサイトを見ると「回収したPCは整備して販売することがある」旨書かれている。無料回収できる理由はそれか! まあ自分はHDDとメモリを取り外して回収してもらったので転売はむりだろうけど。「壊れて動かないPCでも回収します」とも書かれているので問題なかろう。



2018年02月11日 21:22

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新しくデジカメ購入。今まで使っていたOLYMPUSのXZ-2も3年半以上使ったし、そろそろ新しいカメラが欲しくなって。まあ新しいカメラといっても今回購入したCanonのM3は2015年3月発売の型落ち品だから、最新機種でもなんでもない。基本貧乏なので、値段がこなれてきた型落ち品しか買えませんよと。それでもXZ-2は2012年10月発売の製品だから、それに比べれば一世代以上の進化があるはず。

XZ-2は特に不満はなく、使い始めこそ「メニューがわかりにくいな」と感じたものの、慣れるとむしろ使いやすく、「使いたい機能」が簡単に使えるようによく工夫されたインターフェースだなと感心していた。今回M3を購入したのは単純に物欲の問題。Canonのカメラが欲しい、Canon画質が欲しい! そんな思いが高まった結果。最初は携帯性を考えて高級コンデジのG1Xm2かG7m2あたりを狙っていたが。6万円近くして案外高い。
それに、1型センサーって思っていたほど大きくない。1/1.7とくらべて一回り大きい程度。『大型センサー』を実感するなら1.5型くらいないとなあと。
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センサーサイズ図(Canon様のサイトより拝借)

で、色々調べていると、APS-C機のM3がアンダー5万円と、高級コンデジより安いことを発見。携帯性は犠牲になるけど、1万円の差は大きいし、センサーサイズが大きい方が画質的には有利だし、だったらM3でよかろうと。これ、以前SONYのNEX-3Nを買った時もまったく同じこと考えたんだよな。自分、歳をとってもちっともかわらない。ただ、NEX-3Nはアンダー3万円だった。デジカメはあの頃が一番安かったような。各社毎年のように新製品を発表していたし、業界にも勢いがあった。まあ最近はインスタグラム効果で少し盛り返してきているようだけど。

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2017年12月10日 22:00

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MBPが壊れた。最初はソフト的なクラッシュかと思ったが、どうもハードウェア障害のような気がしてきた。
発端はセキュリティアップデート。これの適用のため再起動をかけたところOSが立ち上がってこなくなる。で、PRAMリセット他できそうな対処はすべて取り。その結果、にっちもさっちもいかないとなり。最後の手段でOS入れ直しを決意。まあ上書きインストールであればデータは残るし。
と思って実施したところが上の画像。この状態ではスクリーンキャプチャーを取りようがないので画面をデジカメで撮るというアナログな手法。まあこの通りエラーが出てOSの入れ直しもできない状態。数世代前からMacOSはメディアの提供がなくすべてダウンロードでの適用となる。なので、「復旧サーバに接続できませんでした。」とエラーが出た時点で詰み。

まあ実のところ自分、MBP購入2年目でHDD→SSDへの換装を行っていて。なのでその時のHDDに戻し仮復旧。(OSはLIONだった)で、SSDをUSB接続したところ、「このバージョンでは扱えません」とエラー。やむなく旧HDDもHigh Sierraにアップデート。物凄く時間がかかった。やっぱりSSDって早かったんだなと実感。で、High SierraにしたところSSDを認識し、データの吸出しはなんとか完了。

で、あとは前と同じくSSDをフォーマットしてディスクユーティリで「復旧」機能を使ってHDD→SSDへのクローニングを行おうとしたところまたまたエラーで停止。何をやってもダメ。最初はHDDとSSDでファイルシステムが違うからいけないのかと思ったけど。どうもそうではなく。そもそもSSDへの書き込み自体ができない感じ。なので、OSがクラッシュしたわけでなく、SSDの個体障害の疑い濃厚。

ま、というわけで土日まるまる2日かけてなんとかHDDで今までの環境を構築しなおし。一応仮復旧は終わったかなと。しかしHDD、全体に動きが遅い。起動も遅いし、ソフトのインストールも遅い。なんだったらWebサイトを見ても遅い。ページを読み込むたびにHDDがカリカリいっているし。こういう音意外と気になるんですよ。やっぱりSSDは快適だったんだなあと改めて思う。

このMBPは2010-midなのでもう7年使っている。基本、Webとメールがメインなので、CPUパワー的には全く不足なし。メインメモリも8GBに増設しているので動作も良好。なのだが、バッテリーはもう死んでいるし、こうしてSSDも壊れたし。流石にそろそろ買い替え時かな。今度買い替えるとしたらノートはやめてmac miniにしようと考えていたのだけど。mac miniはここ3年まったくアップデートされていないし、ティム・クックの発言からどうも近々新型の発表がありそうだし。ということで不便ではあるものの、新型mac miniが出るまでは今のMBPをだましだまし使っていく予定。



2017年08月05日 17:01

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カメラのレンズ修理を依頼した。

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便利に使っていたシグマの17-50 F2.8通しレンズ。数年前からときおりズームリングが回らなくなる不具合が発生しており。いままで騙し騙し使っていたが。先日ついにズームリングがまったく動かなくなってしまった。
F2.8といっても実際はF8~F10くらいまで絞って使っており。であれば別に普通のズームレンズでいいかと、代用でタムロンの18-200mmレンズを使っていたが。ちょっと暗いところだと暗すぎるし、オートフォーカスの合焦も遅く。これはこれで色々と不満。それにWebで調べてみると、自分とまったく同じ不具合が発生している人がおり、修理費用は1万円以下だったという。そのくらいの金額で直るのであれば修理に出してもいいか、と今回メーカーに修理を依頼した。

メーカー修理の方法は宅配便での発送依頼と、持ち込み依頼が可能。宅配便は宅配便で、手頃なサイズの箱を用意し、緩衝剤を入れて梱包して業者に引き取りを依頼しなくてはならず、意外と手続きが煩雑。
調べてみると、シグマのサポートセンター、というか本社は小田急黒川駅にあるらしい。小田急沿線民としては土地勘のあるあたり。あ、これなら持ち込んだ方が早いなと直接行ってきた。なお、持ち込み依頼の場合は事前のアポは不要との事。(ただ、終業は18:00だが、受付は17:00までに済ましてほしいとの事だった)

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シグマ本社は小田急多摩線の黒川駅から徒歩15分ほど。道々電柱に案内が出ているので、それを頼りに進むと迷わず着けた。
到着はちょうど昼休み時だったので、ロビーで展示されているレンズを眺めて待つ。休憩終わりのチャイムが流れたところでカウンターに行き依頼と。そこで手続きするのかと思ったら会議室に通され、冷たいお茶まで頂いた。なんだかすごく丁寧に対応頂いた。

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お土産にマイクロファイバークロスも頂いた。なんだかすみません。


で、修理完了の連絡をもらい、本日佐川急便で受領。修理料金は代引き。
ちなみに返送はシグマ本社ではなく会津の工場からだった。
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修理料金は事前にネットで調べた通りの9,180円。これには宅配便の配送料も含まれている。

レンズの前玉や銅鏡部分もピカピカのツルツルになって戻ってきた。アンダー1万円で直るならもっと早くに修理依頼すればよかったな。



2016年09月10日 19:06

afimee

どうにもインターネットが重い。ここ1年くらい回線の遅さに悩まされてきた。
が、回線変更したわけでもプロバイダ乗り換えをしたわけでもなく、ブロードバンドルータの再起動でどうにかなった。

自分はNTT東のBフレッツ(100MマンションVDSL)+ぷららの構成でインターネットを利用している。思い起こせば1年以上前、2014年の終盤ころから回線が重くなったような記憶がある。
インターネット開通当初こそ、嬉しくてひんぱんに速度計測をしていたが。
思えばここ数年は計測した覚えがない。Webページの表示速度も目に見えて遅いし、どのくらいの速度が出ているのか測ってみた。

その結果がこれ↓
kaisen1
なんと、1Mbps以下である。バカな。携帯電話の3G以下だ。固定の光回線でこんな速度はあり得ない。あってはいけない。
以前、少なくとも「遅い」とストレスを感じ始める前は、22時以降のゴールデンタイムでも20M~25M程度は出ており、調子が良ければ40Mbpsを超えることもあった。
自宅は集合住宅であり、100M回線を分配し、宅内VDSL配線ということを考えれば、20Mbpsもでれば十分な速度であると満足していた。
だが、今はこれ。いったいこれはどうしたことか。
ということでネットで少々状況調査と、なにか対処法はないか調べてみた。

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